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最新情報と更新のお知らせ
- 2017.10.04
- 第6回(連続講座:初心者講習会番外編)は、諸般の事情により誠に勝手ながら開催を中止いたします。
関係者の皆さまには大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
詳しくはそば塾の予定をご覧下さい。
- 第6回(連続講座:初心者講習会番外編)は、諸般の事情により誠に勝手ながら開催を中止いたします。
- 2017.09.30
- 第5回(連続講座:初心者講習会パート3)終了いたしました。
当日の様子は過去のそば塾のページ(こちら)をご覧下さい。
- 第5回(連続講座:初心者講習会パート3)終了いたしました。
- 2017.07.10
- 第3回(連続講座:初心者講習会パート1)第4回(パート2)、終了いたしました。
当日の様子は過去のそば塾のページ(こちら)をご覧下さい。
- 第3回(連続講座:初心者講習会パート1)第4回(パート2)、終了いたしました。
- 2017.04.11
- 第3回以降の信州そば塾開催のご案内をいたします。
- 2016.10.30
- 第2回 信州そば塾、終了致しました。
当日の様子は過去のそば塾のページ(こちら)をご覧下さい。
- 第2回 信州そば塾、終了致しました。
- 2016.09.18
- 第2回信州そば塾の29日午後の部は空きが少なくなりましたので、都合のつく方は30日へのお申し込みをお願いいたします。
- 2016.09.12
- 第2回信州そば塾の29日午前の部は定員となりましたので締め切らせていただきます(キャンセル待ちでよろしければ若干名の方の受け付けを致します)。
29日午後の部および30日午前と午後の部は引き続きお申し込みをうけつけております。
- 第2回信州そば塾の29日午前の部は定員となりましたので締め切らせていただきます(キャンセル待ちでよろしければ若干名の方の受け付けを致します)。
- 2016.08.07
- 第2回信州そば塾の開催案内をお知らせ致します。
- 2013.07.20
- 株式会社高山製粉さんのメールマガジンより、第1回信州そば塾の様子の記述を抜粋させていただきました。第1回のご意見ご感想のページをご覧ください。
- 2013.06.23
- 信州そば塾の公式サイトを立ち上げました。順次、内容を追加して参ります。
- 2013.06.16
- 第1回 信州そば塾、終了致しました。
- 第1回 信州そば塾、終了致しました。
信州そば塾とは
以前、そば粉に水を入れようとした時、
「金太郎さん、この瞬間が好きなんでしょ?」
向笠千恵子さん(フードジャーナリスト)に、さらりと言われました。
(写真左から世話人の岩波、その隣が向笠千恵子さん)
その通りでした。
自分でもはっきりと気がつかずにいたことを、言葉にしてもらった驚き。
そば打ちの中では、実は「水廻し」が一番好きです。
そば粉を感じて、そば粉と水の出会いの喜びに共感し、自分まで一体になれる快感にうち震える。
(2012年12月「みんなで年越しそばを打ちます」高山製粉 主催)
「水廻し」の後、通常の所作として打つやり方は、コリコリとすごい力を加えて、そばをのして、のして、のしていきます。
それは、いつも見るに耐えられないものでした。
そば粉の悲鳴が自分の中で響き渡り、異常な違和感を感じて切なかったからです。
「水廻し」も「のし」方も少しでも早く力を入れての一般的な打ち方に疑問を感じながら、競技会のそば打ちに参加したり、老舗のそば店の店主の講習会に何度も出て、その答えを求めてきました。
ところが、はぐらかされたり、怒られたりというばかりで、ときに理路整然と説明してくれたかのようでも、自分のその違和感を打ち消すまでには至りませんでした。
ですから周りを気にせず自分の感じる方向を信じて、どんどん掘り進めていくしかありませんでした。
「水廻し」も「のし」も「切り」も、力を入れない方法にどんどん洗練されていきました。
(2012年8月 石巻市の皆さんと/石巻市被災者を応援する会 主催)
そんなある日、とある講習会で講師を務めた後、見学していた川上正義氏(全日本素人そば打ち名人大会の第4代名人)に、
「金ちゃんのは、美味しいそば打ち(の方法)なんだね。」とひとこと、
言われました。
その通りでした。
自分が求めていたのは、「美味しいそば」のためのそば打ちでした。
はっきりと言葉で表現してもらった驚き。
(2012年8月 石巻市の皆さんと/石巻市被災者を応援する会 主催)
皆さんは、手塚治虫のテレビアニメ『悟空の大冒険』をご存知でしょうか?
この中に登場する沙悟浄は、何かを感じて思い立つとすぐ、いつも持ち歩いているスコップで地面を懸命に掘り進めてタカラを探そうとする、一風変わった髭もじゃの仙人(妖怪?)として描かれています。
その沙悟浄のように、一人で黙々と掘り進めていた先には、実は「美味しいそば打ち」という金鉱脈があったのです。
「美味しい」という料理の大原則を共通の基盤とするなら、いろんなそば打ちの人とも、手を携えて楽しく蕎麦文化を創造していける。
そうです。
プロアマ問わず、流儀会派を超えて、「美味しいそば打ちのため」のもとに学び集える場、
その人なりの鉱脈を掘り続け、独自の世界を築いている方々が集える場、
そんな場で自分も学びたい。
そういう思いで、信州そば塾の構想を思い描いてきました。
幸い、高山社長(株式会社高山製粉)に協力していただき、ここに開講の運びとなりました。
信州そば塾が、「美味しいそば打ち」に興味のある方々の、垣根のない楽しい集いの場となることを第1義に続けていきたいと思いますので、一人でも多くの方々のご参加を、心よりお待ち申しあげております。
いろんな沙悟浄さーん、いらっしゃーい!
信州そば塾 世話人 岩波 金太郎